関連銘柄探しの旅 ①

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「関連銘柄探しの旅」では、私がMF10(My Favorite 10 Companies)に至るプロセスを会員の皆さんと共有します。

私が注目しているビジネストレンドの他の銘柄をチェックしたり、会員の皆さんが注目する他のビジネストレンドの銘柄を検討したりするときの参考にしていただければ幸いです。見ている情報はすべて誰でもがアクセスできる情報です。見方、探し方のコツなどを掴んでいただければと思います。

今注目する3つのビジネストレンドと言えば

1. 自動車のCASE
2. 5G
3. エッジコンピューティングやIoT

上記の3つ。まずはこのトレンドに則した銘柄を探していくことから始めてみた。

『自動車のCASE』とは、

Connected :コネクティッド
Autonomous:自動運転
Shared:シェアリング
Electric:電動化

それぞれの頭文字を繋いだものであり、『5G』や『エッジコンピューティングやIoT』の要素もかなり重複する部分があるのは事実。

ならばまずは『自動車のCASE』から手を付ければ、そこから繋がって『5G』や『エッジコンピューティングやIoT』の関連企業も見えてくる筈と仮定してスタート。

まずはトヨタ(7203)をはじめとする完成車メーカーのWebを見てみるが、技術トレンドの時間軸が現状販売されているクルマで止まっているか、あまりに未来志向の話なので、ひとつも投資情報を得る先としては面白くない。これは当然の話で「数年後にレクサスからこんな車が発売になります」などという掲示をしたら、消費者は皆買い控えを起こすだろうから。

一方、自動車部品メーカーはその辺りは自由奔放だ。何故なら、彼らは完成車メーカーに自社製品を売り込まなければならないし、また彼らのサプライヤーに切磋琢磨してもらう為にも、「こっちの方向に向かって走っていますよ」ということをアピールしないとならないからだ。そこでまずはTier1の自動車部品サプライヤーをチェックするところから始めることにした。

検索「Tier1 自動車部品メーカー」とGoogleに入力。

2014/11/11付のやや古い記事ではあったが、「ビジネス+IT」というSBクリエイティブ株式会社(ソフトバンクグループの会社)が運営しているWebページから次の表を取得することが出来た。(https://www.sbbit.jp/article/cont1/28822

売上高による自動車部品メーカーのグローバルランキング・トップ20である。

やはりトップは独ロバート・ボッシュでこれは非上場の会社だ。でも第2位にデンソー(6902)があり、第5位アイシン精機、第12位矢崎総業、第15位住友電気工業、第17位ジェイテクト、第18位トヨタ紡織、第20位日立オートモティブシステムズと7社の日本企業を見つけることが出来た。

実は、ロバート・ボッシュ、ジョンソンコントロールズ、TRWオートモーティブ・ホールディングス、デルファイ・コーポレーションについては、以前企業調査で訪問したこともある先だが、まずは日本企業のWebページから攻めてみることにした。

https://test.fundgarage.com/4977/